大人コーデって?!
最近よく耳にする「大人コーデ」。
皆さん、この言葉、どう思われますか?
「コーデ」は英語の「コーディネイト(coordinate)」という言葉を日本語的に略していると言われていますが、コーディネイトという言葉、実は英語ではあまりファッションシーンに使いません。
例えば お友達がとても素敵なコーデで現れたとします。
先ほどにも書いた通り、コーデはコーディネイトを略した言葉なので、こんな風になりますよね。
「I love your コーディネイト!」
褒め言葉なはずなのに、残念なことに、多分相手は(はぁ?)な感じになってしまいます。
日本語で言うところのコーディネイトという意味で言いたければ、複数形のcoordinatesになるのですが、多分ほとんどの人は「座標」のことだと思い、意味が全く通じません。
パンツとシャツのコーデが良い時は、
Your pants and shirt are well coordinated.
と言えるかもしれませんが、なんだかヘンな言い回し。
ということで、コーデという言葉は日本でしか通用しないので注意が必要です。
What type are you?
そんなことはさておき、大人コーデとはどういうことなのでしょう。
若い時には派手で目立った格好をしていたけれど、大人になったから、というか社会人になったから、落ち着いた雰囲気で、特に会社では仕事ができるように見える洋服を着たい。
大人コーデを試してみたい理由だと思うのですが、教科書風にいうと、大人コーデに一番大切なものは、 「シンプルさ」と「落ち着いた印象の配色」
でもこれっておとなし過ぎて、自分らしさを全く感じなくなる時もあります。
シンプルと大人しいとは意味が違います。
ちなみに「おとなしい」は「大人しい」と書きますが、大人コーデだから、大人しい印象にしよう、というのはちょっと違う気もしますよね。
日本人はみんな同じ、と言われ、同じようにしなければ、と思われていますが、実は全然違います。
肌の色も白い人もいれば、褐色の人もいます。
背が高い人もいれば、低い人も。
太っている人もいれば、痩せている人も。
たとえば、肌の色で似合う色合いも全然違ってきます。
大人コーデには“くすんだ色”がいい、と、言われていますが、“くすんだ色”を選んだために歳をとって見え、素敵に見えるどころかただの顔色が悪い人になってしまうことだってあります。
なので、教科書通りにするように、「これが大人コーデ」と言われるものに囚われる必要はありません。
一点主張アイテム
そこで提案したいのが、一点主張アイテムコーデ。
イタリアのセニョールやセニョリータ、フランスのムッシュやマダムは、なんてことない洋服の組み合わせに、一つだけ主張のあるアイテムを入れます。
ストールだったり、バッグだったり、靴だったり・・・ その一つのアイテムだけで、その人のセンスや個性がキラリと光ったりするものです。
KAMUITOは、身に着ける人を引き立てるスピリチュアルな小物たちを提案しています
たとえばシンプルなTシャツにジーンズというシンプルなコーデに、大きめのネックレスを合わせる。
カジュアルなスタイルが一気に格上げされます。
欧米ではジュエリーやアクセサリーをつけるのが当たり前。
その人の個性を印象付けるものでもあり、お守り的な要素もあるからのようです。
その人の個性を引き出し、お守りのように付けていただける小物を、KAMUITOは作り続けます。
ライターHiro